ナビジョンDRとは?TAシリーズの違いと選び方
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ナビジョンDRは、医療機関で取り扱われるスキンケアブランドです。もともと資生堂が開発したブランドで、2022年からは皮膚の外用剤を得意とする製薬会社・岩城製薬がブランドを引き継いでいます。
当院では11品目を取り扱っていますが、「名前が似ていて違いが分からない」というご質問をよくいただきます。この記事では、TAシリーズを中心に、ラインごとの違いと選び方、使う順番を整理します。
ナビジョンDRとは
ナビジョンDRは、医療機関専売のスキンケアブランドです。多くの製品が医薬部外品として設計されています。
製品名の「TA」は、美白有効成分のトラネキサム酸を指します。メラニンの生成を抑え、シミ・そばかすを防ぐ成分として配合されています。
3つのラインの違い
TAシリーズは、大きく3つに分かれます。
- ホワイトライン:紫外線によるシミ・そばかすを防ぎたい方に。トラネキサム酸と4MSKの2つの美白有効成分を配合しています。
- バリアライン:肌があれやすい方に。アルコール(エタノール)フリーで、うるおいを保つことに重点を置いた設計です。
- 日焼け止め:日中の紫外線対策に。肌の状態に合わせて2種類から選べます。
ホワイトライン
化粧水のTAホワイトローションn、乳液のTAホワイトエマルジョンⅠn(みずみずしくうるおうタイプ)とⅡn(しっとりうるおうタイプ)、クリームのTAクリームAAnで構成されています。
乳液のⅠとⅡは成分の考え方は同じで、使用感の違いです。べたつきが苦手な方や夏場はⅠ、乾燥が気になる方や冬場はⅡが目安です。TAクリームAAnにはレチノール誘導体も配合されています。
バリアライン
化粧水のTAバリアローション、美容乳液のTAバリアエッセンス、保護クリームのTAバリアクリームの3品です。
肌がゆらぎやすい時期や、刺激を感じやすい方に向いています。
日焼け止め
TAホワイトプロテクトUVは、強い紫外線を防ぎながら2つの美白有効成分を配合したタイプです。TAマイルドプロテクトUVは紫外線吸収剤を使わないノンケミカルタイプで、石けんで落とせます。刺激が気になる方はマイルドプロテクトUVからお試しください。
洗顔・クレンジング
ウォッシングフォームは濃密な泡で洗う洗顔料、メーククレンジングクリーミージェルはスクワランを配合したジェルタイプのメイク落としです。どちらのラインとも組み合わせて使えます。
どちらのラインを選ぶか
迷ったときは、まず「いま肌があれやすいかどうか」で分けるのがわかりやすい方法です。
- 赤み・ヒリつき・乾燥が気になる時期 → バリアライン+マイルドプロテクトUV
- 肌が落ち着いていて、シミ・そばかすを防ぎたい → ホワイトライン+ホワイトプロテクトUV
レーザーなどの施術を受けた直後は、スキンケアの再開時期について担当者の指示を優先してください。目安は施術後のホームケア、いつから再開できるで解説しています。
最初は同じラインでそろえると、どの製品が肌に合うか判断しやすくなります。
使う順番
- クレンジング(夜・メイクをした日)
- 洗顔
- 化粧水(ローション)
- 乳液・美容乳液(エマルジョン/エッセンス)
- クリーム
- 日焼け止め(朝)
順番の考え方は朝と夜、スキンケアの順番はどう決まるか、日焼け止めの選び方は日焼け止めの選び方もあわせてご覧ください。
よくあるご質問
Q. 肝斑にも使えますか?
トラネキサム酸は肝斑の内服治療にも使われる成分ですが、医薬部外品としての効能は「メラニンの生成を抑え、シミ・そばかすを防ぐ」ことです。肝斑の治療については、医師にご相談ください。
Q. 市販の化粧品とは違うのですか?
ナビジョンDRは医療機関専売のブランドで、一般の店頭では販売されていません。現在は岩城製薬がブランドを展開しています。
Q. 男性も使えますか?
性別を問わずお使いいただけます。
ご注意
- 本記事は一般的な情報提供であり、個別の診断や治療方針に代わるものではありません。
- 使用感や肌の変化には個人差があります。
- 赤み・かゆみ・腫れなどの異常が現れた場合は使用を中止し、医師にご相談ください。
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監修:APスキンクリニック銀座 望月院長