ガウディスキンとは?特徴と選び方|デュアルレチノ3種類の違い
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ガウディスキンは、レチノール(ビタミンA)を中心に据えた医療機関向けのスキンケアブランドです。当院では8品目を取り扱っています。
この記事では、ガウディスキンの考え方と、もっとも迷いやすいデュアルレチノ3種類の違いと選び方、そして他の品目の使い分けを整理します。
ガウディスキンとは
ガウディスキンのいちばんの特徴は、日本人の肌を前提に、ビタミンA反応(A反応)が起こりにくいことを設計の中心に置いていることです。
レチノールは、使い始めに赤みや皮むけが出ることがあり、それが辛くて続けられなかったという方も少なくありません。ガウディスキンは、濃度を段階的に選べるようにすることで、「無理なく長く続けられる」ことを重視しています。
期間を区切って集中的に取り組むゼオスキンとは、考え方が対照的です。比較はゼオスキンとガウディスキン、どちらを選ぶかで詳しく解説しています。
ガウディスキンに期待できること
ガウディスキンは化粧品です。毎日のお手入れとして、肌にうるおいを与え、ハリやツヤ、キメを整えることを目的に設計されています。
レチノールケアは、一度で大きく変わるものではなく、続けてはじめて意味を持つものです。強い濃度を無理して使って途中でやめるより、毎日使える濃度を続けるほうが、結果につながりやすいと考えています。肌の変化の感じ方には個人差があります。
デュアルレチノ3種類の違い
デュアルレチノは、2種類のレチノールを配合したクリームです。
- ピュアレチノール:ハリやツヤなど、肌質にアプローチする「攻め」のレチノール
- パルミチン酸レチノール:紫外線などのダメージから肌を守る「守り」のレチノール
3種類は処方の考え方は同じで、違いは濃度です。
| 製品 | 濃度 | 向いている方 |
|---|---|---|
| エクストラライト | もっとも穏やか | レチノールがはじめての方、肌が敏感な方、肝斑や炎症後の色素沈着が起こりやすい方(メーカーが低濃度タイプを推奨しています) |
| ライト | 中間 | エクストラライトに慣れてきた方、以前にレチノールを使ったことがある方 |
| プラス | 高濃度 | ライトを使っても肌が落ち着いている方 |
どれから始めればいいか
基本はいちばん穏やかな濃度から始めて、肌が慣れてから段階的に上げることです。
- レチノールがはじめてなら、エクストラライトから
- 赤みや皮むけが落ち着いてから、次の濃度へ
- 反応が出たら、無理に続けず一段階戻すか、使用頻度を減らす
「濃度が高いほど良い」わけではありません。反応が出たときの対処はレチノールの皮むけはいつまで?A反応の乗り切り方で解説しています。
その他の品目
洗顔:スムースクレンズ
スムースクレンズは、洗顔時の摩擦をできるだけ抑えることに主眼を置いた、アミノ酸系の弱酸性洗顔料です。レチノールを使っていて肌がデリケートな時期にも使いやすい設計です。
化粧水:インナーモイストTAローション
インナーモイストTAローションは、ヒト型セラミドとトラネキサム酸を配合した化粧水です。少量でもしっとりとしたうるおいを感じやすいのが特徴です。たっぷり使いたい方には300mLのラージボトルもあります。
美容クリーム:エクラリバイブ
エクラリバイブは、「守り」のパルミチン酸レチノールと7種類のペプチドを配合した美容クリームです。ベタつきの少ないテクスチャーで、肌にハリとツヤを与えます。
ハイドロキノン配合:HQクリア
HQクリアは、ハイドロキノンを4%配合した美容クリームです。日本人の肌に合わせてグリコール酸を1%配合し、界面活性剤を最小限に抑えています。ハイドロキノンは使用期間と休薬期間の設計がセットです。HQクリアは短期集中(目安約8週間)で使う設計です。詳しくはハイドロキノンの使い方と休薬期間の考え方をご覧ください。
基本の使い方
- 洗顔:スムースクレンズで、こすらずに洗う
- 化粧水:インナーモイストTAローションで整える
- クリーム:夜はデュアルレチノ、朝や保湿を足したいときはエクラリバイブ
- 朝は日焼け止め:レチノールを使っている期間は、紫外線対策を必ず併用してください
ガウディスキンには日焼け止めがないため、日焼け止め・UVケアから使いやすいものをお選びください。
よくあるご質問
Q. ガウディスキンならA反応は出ませんか?
出ないわけではありません。「起こりにくい設計」であって、ゼロではありません。出方には個人差があります。
Q. 肝斑があるのですが、使えますか?
メーカーは、肝斑や炎症後の色素沈着が起こりやすい方には低濃度タイプを推奨しています。肝斑の治療中の方は、担当医にご相談ください。
Q. ゼオスキンと一緒に使ってもいいですか?
レチノール同士を重ねるのは避けてください。レチノールはどちらかのブランドに統一し、洗顔や化粧水など役割が重ならないものを組み合わせるのが現実的です。
Q. 妊娠中・授乳中です。
レチノール配合製品とハイドロキノン配合製品の使用はお控えください。
ご注意
- 本記事は一般的な情報提供であり、個別の診断や治療方針に代わるものではありません。
- 肌の変化や反応の感じ方には個人差があります。
- レチノール使用期間中は日中の紫外線対策を必ず併用してください。
- 赤み・かゆみ・腫れなどの異常が現れた場合は使用を中止し、医師にご相談ください。
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監修:APスキンクリニック銀座 望月院長